統合失調症の残遺型

統合失調症の場合、治療を続けていると問題が生じやすくなります。
そして元の症状の他に、さらに別の症状が現れてきます。
そもそも統合失調症は、他の病気のように、なかなか数値化して経過を見ることが出来ません。
殆どの場合、他の病気であれば、血液検査など検査結果が数値として表され、それを元に治療方法も確立していて、現状と違う病状を発症することは、あまりありません。


また、病状は回復していき、やがては完治するというのが、通常の治療の場合です。
ところが、統合失調症の場合、症状が治ったのかも分かりずらく、治療法が適応しているかも、手探りな状態があります。そのようなとから、患者に新たな要因となるストレスを与えかねません。
この様な状態から発症するパターンに「残遺型」と呼ばれるタイプがあります。

統合失調症の場合、ひとつの症状だけにとどまらず、複数の症状に罹る場合もそう珍しいことでもありません。
統合失調症の分類が多いのも、こういった理由も含まれます。


この残遺型統合失調症は、他のパターンの症状とは全く違い、これは症状が今、どの状態にあるかを指したことを意味していて、それは、病状が慢性化していることを指して言います。
統合失調症が緊張型や破瓜型、妄想型といった過程を経て、病状のピークを過ぎた所にある状態のことです。

実際の症状は、一時期のような激しい症状は治まり、場合によっては治ったかのように感じられる状態です。
しかし、完治までは到達しておらず、安定した状態が続いていて、治療も継続されている状態です。
この時の患者は、無関心な状態が見られ、感情表現の欠落、思考能力や表情の変化や無気力といった症状が続きます。

統合失調症の場合、この様になかなか完治とまでには至らず、一時期のピークを過ぎてから、完治へは進みにくいことが多数です。
医師の診察では、病気とまでには至らないというような、どちら付かずの診断で、後遺症が残っているような状態です。
あともう少しといえども、本人の努力で完治できない部分もあります。

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