統合失調症の原因究明と治療の確立
統合失調症はギリシャの時代から、疾患であるとは認識されいませんでした。
それから長い期間を要して、やっと1800年代に精神病という疾患でると認められ、さらに約200年かけて、徐々に統合失調症へと認識が確立していきました。
多くの精神科医が研究に研修を重ね、有効な治療薬が発見されるなど、進歩は続いています。
しかし、まだ解明されたわけではありません。現在解っていることは、脳に障害をきたし、幻覚や妄想などの症状を表し、社会生活に大きく傷害をきたすことしか正確なところは解りません。
従って、統合失調症の原因は、明確なものは確定できず、推測と仮説のみたてられています。
もちろん、要因も予防も解りません。
確かな原因は解らないながら、仮説から治療を行うという方法は確立しているようです。
また、統合失調症がどのようにして起こるかという、メカニズムは解明されているため、将来は予防に必ず役立つと思われます。
治療法についても、仮説から推測される治療が、効果を上げていることから、一つの確定していないながらも治療法として、確立しているとも考えられます。
統合失調症の原因の一つとしてたてられている仮説に、遺伝的要因と環境要因両方が発症に関与していると報告されています。
また、父親が恒例である出産の場合に、統合失調症の子供の産まれる確率が高くなるという報告もなされていますが、その他にも冬生まれ説、妊娠中の大きなストレスや幼年期に於ける子供の飢餓説と、いずれも確かな部分はなく、これもあり得るのではないかという考えです。
統合失調症の患者やその家族にとっては、一日も早い原因究明と治療法の確立が望まれるところです。


