統合失調症とは
精神分裂症という病気をご存じでしょうか。
年代にもよりますが、脳に障害のある病気という程度の方が殆どだと思います。中には精神病の一つと、誤解されている方も少なからずおられることでしょう。
精神分裂症という病名は、実は2002年まで使われていた病名で、現在では「統合失調症(とうごうしっちょうしょう)」と病名が変わりました。
「統合失調症」と病名が変わることで、また何か新しい病気が発見されたのかと、思われることもあります。
またこれまで「精神分裂症」という病名で世間には理解されていた病気が、病名が変わることで、また理解を得なければならない、つまり、病気の知名度を再び上げなければならないという、新たな作業が必要になります。
しかし、これまで使われていた「精神分裂症」という病名からイメージされる、マイナスな部分は、少し解消されたように感じます。
精神という言葉は多くの意味を持ち、その意味の中には障害者について、精神的障害と知的障害と区別される意味にも使われます。
もっとも精神という言葉の意味は、なぜか、偏見の受けやすい言葉の形を持っています。
やはり、病名はそれほど大切なもので、不幸にもこの病気っと戦っている方には、とても重要なことです。
病名が「精神分裂症」から「統合失調症」へと変更されたいきさつも、精神という言葉の持つ響きやイメージが、少なからず偏見や蔑視といった差別を招いていることも、確かな事実です。
病名の改名は、この病気と戦っている方々の名誉の回復にも繋がり、理解されていない悪意な環境を改善されることが、期待されます。

